こんにちは、しましまです。
「内村と坂上の21世紀職人!!」という番組の中で、とっても素敵でカッコ良い女性が
紹介されていました。
お名前は、市原慶子さんです。職人としての技術も凄いと思いましたが、その精神性も素敵で、TVを見ていた皆さんの心にも印象深く残ったのではないでしょうか。
そんな市原さんが作る製品も、欲しくなってしまったので、どこで買えるのかも調べて見ました。
2017年9月14日現在、インターネットサイトがアクセス多数で繋がらない為、
電話で確認した内容も記載しています。
市原慶子さん プロフィール
出典:https://ameblo.jp/ichiharakeiko/
市原 慶子(いちはら けいこ)63歳
岐阜県 美濃市出身。
実家は祖父の代まで紙問屋という家庭で育つ。
小学生の時に、不慮の事故により左手に障害を負う。
三重大学を卒業後は、岐阜県社会福祉事業団に就職する。
障害を持つ人が堂々と生きている海外で学びたいという想いから、
32歳の時に退職し、ロータリー財団の奨学生としてアメリカに留学する。
米・西オレゴン州立大大学院を修了。
留学中に日本文化について講演する機会があり、美濃和紙について紹介した所、
講演を聞いた学長から、伝統を守る為に帰国後は紙職人になりなさいと真剣に諭される。
帰国後は、福祉の仕事に就くものの、最先端のアメリカの福祉は、
当時の日本の現場には、なかなか受け入れられない状況であった。
そんな中、アメリカ留学中に言われた、美濃和紙の伝統を守るという事について思い出され、美濃和紙で新しい物を作り、社会に貢献できないかという想いがひらめく。
1993年(39歳)に有限会社TJPコーポレーションを設立する。
TJPはTraditional Japanese Paper(=伝統的和紙)の略。
当時は、1300年続く伝統ある世界で業界も男性中心。
市原さんへの風当たりは強く「若い女の子に何ができる」と言われる逆風の中でのスタートだった。
しかし美濃和紙復興への想いから、努力を続けて、1999年に和紙の弱点を克服するための加工剤を開発する。
また新しい試みや、開発などの自性が実を結び、現在では美濃和紙のデザイナーとして、
和紙のウエディングドレスや花器などを発表している。
出典:https://ameblo.jp/ichiharakeiko/
2000年(46歳)で、岐阜県より宮内庁に献上する「行啓アルバム」の装丁を”幻相彩流染“で〈長良川〉を制作する。
2001年(47歳)に同社のアンテナショップとして「みの紙舞」をオープン。
美濃和紙から作った糸を使って、さまざまな加工製品を作成・販売している。
障害があるからできないとか、やっちゃいけないと言われるのは、大変辛い社会です。
だから私は他の人よりも外国に留学したり、海外に行ったりして、自分にチャレンジしています。
引用:内村と坂上の21世紀職人!!
以上が、市原さんのプロフィールです。
番組内でのセリフにもある様に、ハンディキャップと向き合い、強い信念を持って、
苦難を乗り越えて来た方という印象でした。
そして、詳細を調べる程に、改めて凄い方だと感じました!
市原さんは、子供の頃からの障害があっても、信念を持って努力を続け、
念願の福祉の仕事に就いた後も、さらなる発展の為に、30歳過ぎてから英語を猛勉強して、
アメリカに留学されています。
その留学がきっかけで、伝統の美濃和紙の仕事に就きますが、そこでも逆風の日々の中で研究を重ね、約15年かけて、和紙糸を開発しています。
市原さんの作るドレスを見ると、ハンディキャップがあるとは全く思えない程
精密で美しいです。画面ではなく、本物を見てみたいという気持ちになります。
美濃和紙の製品
出典:https://ameblo.jp/ichiharakeiko/
番組でも紹介されていましたが、美濃和紙のウェディングドレス。
完全オーダーメイドで、注文可能だそうです。
他にもニット帽や、肌着も販売されています。
出典:https://ameblo.jp/ichiharakeiko/
そして、番組でも一番人気と注目されたのが、「くつ下」でしたね。
番組では、価格は1足 1,400円(税込)と紹介されていました。
出典:https://ameblo.jp/minoshimai/
和紙で作られた製品は、綿と同じ強度でも、吸湿性は綿の6倍!
夏は涼しく、冬は暖かく、そして軽い!
さらには、アトピー等の方にも優しい素材なんだそうです。
伝統ある美濃和紙の製品、自分の為に買うのはもちろん、
敬老の日のプレゼントとしても喜ばれそうですね!
市原さんのお店情報が気になる方は、次のページへ!